道場主の「とが」です。
2019年のコンピュータサイエンス教育週間(※1)に小平道場の Hour of Code 企画と表して、12月9日から15日の7日間、早朝YouTubeライブ配信を実施しました。
2年振り、2度目(※2)の挑戦です。
- ※1 Hour of Code 公式サイトと、ICT教育ニュース「みんなのコード、「Hour of Code」で「コンピュータサイエンス教育」の普及活動」を参照
- ※2 YouTube再生リスト「Hour of Code 2017 Kordaira (online only)」を参照
概要
再生リスト「Hour of Code 2019 Kodaira」から今回のアーカイブを閲覧することができます。
日程
- 期間: 2019年12月9~15日(7日間)
- 時間: 午前6:00~7:00(1時間)
企画の意図
- Hour of Code のアクティビティの紹介
- さまざまな開発環境・言語の紹介
- 道場主が率先して新しいことに挑戦する様子を見せる
- つたないながらも自由に楽しみながらコードを書く様子を見せる
取り組んだアクティビティ
当日に気分で決める。土日配信分だけ事前にアンケート。
- 月曜(9日)「Boat Race」Scratch
- 火曜(10日)「Dance Party 2019」code.org
- 水曜(11日)codeSpark アカデミー(パズル、つくる)
- 木曜(12日)Wolfram Cloud
- 金曜(13日)micro:bit
- 土曜(14日)HTML/CSS/JavaScript、C言語、オンライン実行環境・IDE
- 日曜(15日)Unity
土日のアンケート結果
CoderDojo Kodaira@CoderDojoKodaJp[回答期限 12月8日23:59] 参加者・見学者を対象としたアンケート調査への協力のお願い - これまで参加していた方や1度見学にいらした方も対象となっております。御手数ですが御協力のほど宜しくお願いします! https://t.co/3BwVN67XaD
2019/12/05 18:59:35
各回概要
月曜(9日)「Boat Race」Scratch
初日なので、新鮮な気持でアクティビティをザックリと表面的に見回して興味を引いたモノに挑戦。Raspberry Pi Foundation つながりで Code Club のチュートリアルを選んだ。
火曜(10日)「Dance Party 2019」code.org
月曜日のとっかかりが「ナナメ」で見る側も戸惑いそうな気がしたので、もう少し定番のアクティビティを選ぶことにした。リズムと動きが合った方が楽しいだろうと考えたが、ここで思わぬ落とし穴にはまる…
水曜(11日)codeSpark アカデミー(パズル、つくる)
難易度を上げるか下げるか路線に悩み、低学年向けでなおかつビデオゲームで遊ぶことが好きな人向けにどうかと思い、ひたすらツールの紹介を行う。
木曜(12日)Wolfram Cloud
現在アーカイブされている全てのアクティビティの中から気になるモノに挑戦しようと、RasPiにも同梱されている Wolfram のクラウド版を使って図形描画に挑戦。Wolframは全くの初心者の道場主がどのように使い、どのように勧めていくのかがみどころ(?)。
金曜(13日)micro:bit(点滅するハート、名札)
なにか物理的な成果物のあるものもやってみようと、micro:bitに挑戦。HoCのチュートリアルがないのでmicro:bit公式サイトのチュートリアルを実施。
土曜(14日)HTML/CSS/JavaScript、C言語、オンライン実行環境・IDE
リクエスト2位のHTML/CSS/JavaScriptと、練習会でリクエストのあったC言語にチャレンジ。テキスト系はファイル保存や開発環境の設定が初心者の大きな壁となるので、そこでのつまづきを減らすための工夫としての「オンライン実行環境」の紹介も行う。
日曜(15日)Unity(2D/3D基本操作)
リクエスト1位の Unity をに挑戦。当日までに活用できそうなコンテンツを見つけられず、なおかつ道場主の技量の都合でアドリブで見せられるものもなく、ひとまずオーソドックスなオブジェクト操作のコードを書いて試すことに…。
雑感など
とにかくひたすら音声の不具合に翻弄された。配信が終わる度に設定やアップデートの有無を見直して動作もチェックしていたのに…。
配信はOBSを使用したのだけれど、Catalina(Mac OS 10.15)との相性が悪いという噂通りだった…。
最終日も配信前にアップデート通知が来て、終わってからアップデートしたら、それまでウンともスンとも言わなかった設定があっさり通ったり…。
キリがないので以下箇条書きで。
残念だったところと改善案
- OBSの現状の仕様のように「ここで不具合が起ると元も子もない」部分は無理をしない→MacではなくWindowsで配信する
- ライセンス的にインターネットで丸々やってみせる訳にはいかないコンテンツや音楽素材があった→事前に再配布可なコンテンツを調べておく
- 広告や個人情報の写り込み→事前に調べておくか、アーカイブ配信時に消す
- 配信開始10分前起床でバタバタした→少なくとも30分前に起きる…
あるいは少なくともボタンを1,2個押せば直ぐ配信出来る程度にスタンバらせておくなどする - Unityなど3D系はマシンスペック的に厳しかった…→やるなら料理番組のように途中途中で完成させておくか、実行部分は動画を先に作っておくか、そもそも他のPCで作業しているところを映した方が安全な予感
- コメント欄に何か届いていないか冷や冷やした→あらかじめウインドウを開いておいたり、読み上げソフトを設定しておくとパニクらないかも
今後も是非やってみたいこと
- 毎回の被りナシでツールを紹介すること
- ソフトウエアコーディングを推す(※道場主はハードウエアが不得意)
- 個人的な気まぐれの挑戦とリクエストの両方に挑戦する(多少場の空気は読んだ!
- アーカイブ配信する(やりっぱなしではなく、多少なりとも有用なコンテンツになるよう工夫をして残す)
次の目標は…
「また来年!!」とは言わずに数ヶ月以内に再びライブ配信にチャレンジしたい。
普段からやって慣れるからこそ対処できるものもあると思う。
筋トレと同じでとにかく反復練習とアップデート対応だなあ、と。
さいごに…
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