こんにちは、小平の道場主「とが」です。
関東はまだまだ梅雨つづきですね。シトシト雨よりゲリラ豪雨の多さにドキドキさせられます。
7月13日の練習会の報告です。

ようやく再開1年経過

昨年6月から活動を再開して、練習会は昨年7月9日の第1回目から丸1年が経過しました。
現在、ニンジャは平均5名、メンターは平均3名の参加となります。自分で言うのも難ですが、素行と性格に問題のある道場主のもと、よく集まってくれるものだと感心します。ありがとうございます。
実績を含めてちゃんと御礼ができているのか怪しい状況ですが、これからも頑張って参加者全員が楽しめる場作りに努めていく所存です。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

今回の参加者

  • ニンジャ(子供):6名(女:2、男:4)
  • メンターetc.(大人):2名(女:1、男:1)
※弟妹など付き添っているだけの子供、保護者(ボランティア兼務を含む)および見学のみの方は数に含まず

今回の様子

まず、私のことを。
サイクルトレーラーを使うには微妙な天気が続きなので、電車移動をしています。メンター仲間や保護者の皆様の御協力もあり、なんとかキャリーバッグ一つにまとめることができています。感謝です。
それから、「そろそろカタチからでもいいから、道場主らしくした方が良いよな!!」と突飛なく閃き、「道場にいそうな人」ファッションになりました。

作務衣です。ニンジャの先輩分っぽく、黒装束です。自腹です。
誰もツッこんでくれないので自らアピールしてみたら、「帯は?」とダメ出しを食らいました。しまった、考えていませんでした。次回検討します。

ニンジャは募集が遅かったことも原因してか、3回以上参加経験者のみで程々の人数でした。
今回もScratchが多めで、Code.orgマインクラフトが少々でした。
中級認定を目指してタイピング練習をするニンジャは、174字/分で中級認定となりました。おめでとう!
本の特定のページをさして「これやりたい」というニンジャに「やれば?」と言ったら「どうやるの?」と尋ねられ、こちらが「本に書いてある通りにやれば良いんだよ」と返すと「読んだよ」というので「じゃあやれば?」と言って何をして良いのか分からないニンジャを泣かせてしまうシーンもありました。それ以外については概ね淡々と作業が進んでいました。






春からの参加者が着実に実力を伸ばしています。シュールながらアイデア満載の作品を発表して、女性の保護者達から「かわいい~!!」と声が上がる一幕もありました。
自他共に「それを作品と呼べるか分からない」ですが、マイクラで狼をてなづけて狩りをして見せてくれるニンジャもいました。本で読んだことを実践して、見せてくれるだけでも嬉しいですね。
発表時間までに完成できず、でもあれやこれやと頭の中でやりたいことが浮かんでいて気もそぞろになっていたニンジャ、結構面白そうな作品作ってたよね。次回はリベンジで発表待ってます!



Minecraftについては「道場でTNT爆破祭りが勃発して延々とワーキャー騒がれたら、確実に崩壊する」と危惧し、初心者を誘導しやすいチュートリアルが用意してあり尚且つある程度使用方法を制限できるMinecraftEduを導入使用としたのですが、Microsoftの買収のおかげで購入できなくなった上に新しいMinecraft:Education Editionは現在も未来も最新OSのみ対応&マイクロソフトから認定を受けた教育機関(ざっくり言うと学校法人)のみしか購入不可能ということで、導入が絶望的になりました…。ということでMinecraftについては貸出用のタブレット端末(Kindle)にPE(Pocket Edition)を入れていますのでそれをお使い頂くか、各自で持参いただくようお願いします。
あと、何年生だろうと、自分が使う物は自分でインストールする習慣を付けて欲しいです。「親にインストールしてもらわないとできない。お膳立てしてもらったことしかやらない。」ものは勧めません。やりたいことは、原則、自分でどうにかしましょう。大人は、やりたいことを叶えるための補助をするだけです。

新しい試み: 保護者席の分離

パソコン初心者のニンジャが多いあまり、ずっと保護者につきっきりになっていただいていたのですが「慣れてきた子にはついてなくて良いですよ。別室でお茶でも。」と案内することにしました。いえ、いままでやっていなかった訳ではないのですが。
というのも、本当はニンジャ同士で話し合って作業を進めて欲しいのに各自の親が付きっきりだと結局大人を頼り切りのままになってしまうからですね。低学年のうえに障害があるなどで丁寧な見守りが必要な場合はこの限りではありませんが、保護者の皆様の御協力のもと、少しずつ離れるようにしていただきました。親が付いていないことで落ち着きを欠いたニンジャもいたようですが、徐々に慣れることをふまえ、見守っていこうと思います。

新しい試み: 参加回数・発表回数に応じた褒賞(告知のみ)

少しずつですが、寄付金を「本当に、本人に、プログラミングを勉強する気のある」ニンジャに有効活用して行くために準備を進めています。やらされてやるわけでもなく、勉強したくて勉強したくて仕方のない子のためにできることをやりたいと考えています。
それで、練習会(および特別イベント)にたくさん出席してくれたニンジャ、作品を発表したニンジャを応援したいので、頑張った分だけ御褒美をあげることにしました。正確には、特定の御褒美をあたえるのではなく、「御褒美を選択する権利」です。詳細はニンジャやその保護者、メンター内でつめていきます。
「物で釣る」というのはある意味で良くないのですが、努力の分量に応じて決められた範囲内で獲得できる物を選択できるというのも大事なことではないでしょうか。目標が定まっていないこと、必要性を感じないことは頑張らないものです。プログラミングという行為を通じ、ニンジャひとりひとりがどんな目標を定めるのか、興味深く見守っていきたいところでもあります。

会計報告

(参照:Googleスプレッドシート「会計_2016年度」収支

名前掲載の希望をいただかなかったので個人名は伏せますが、他の道場の道場主からの定期的な支援が増額されていました…本当に、本当に、ありがとうございます!!

支援のお願い

小平道場への参加費および運営に要する全ての費用はCoderDojo憲章に則り、活動趣旨にご賛同いただいた方からの寄付によって支えられています。詳しくはこちら(詳細ページ)を御覧下さいませ。

次回のお知らせ

次回は7月27日(水)、時間は18:30からになります。
尚、参加は事前申込制(原則先着順)につき、Doorkeeperのイベントページから宜しくお願いします。

ニンジャ募集に併せて、一緒にDojoを盛り上げてくれる仲間を随時募集しています(とても切実)。詳しくはこちらのページをご覧下さいませ。
道場破りも大歓迎です。看板奪取、是非ともお待ち申し上げております(^^

それでは、次回も皆様とお会いできるのを楽しみにしております(*^O^*)/