去る2月26日、久しぶりに「小平市民活動支援センターあすぴあ」の会議室で現地開催を行いました。
久しぶりの現地開催かつ2022年1発目(現地開催が)ということで、企画モノです!

開催の経緯と概要

きっかけは12月の運営アンケート

2021年1月はじめから9月末までの9ヶ月間、元気村が夜間休館で現地開催できなかったこととリモート参加が当たり前化した結果、10月から現地開催を再開しても参加者が殆ど集まらない事態が発生しました。具体的には現地0名、リモート複数名、という状況です。
まぁ習い事で忙しい若者たち、リモート参加と現地参加が選べるなら天候にも左右されないリモート参加を選びますよね…私もそうすると思います。分かります…。
そんな理由で運営体制を見直すことと、そのついでに「小平市子ども会育成会連絡協議会(子育協)」から支給された補助金を今年度中に使い切りたくて、常連の参加者にアンケートをとりました(期間は2021年12月21〜27日)。

開催に関するアンケートの結果

「1月の現地開催について」という題名でアンケート調査を行ったところ、3名から回答が届きました。以下、個人情報を伏せた上で原文まま掲載します。
  • ロボット系とかtoioとかのワークショップ参加させてみたいです。詳しい方をお招きしてとかできないですか?
  • バーベキューの食材費、場所代等に使えないでしょうか?うちに出番がまったくないバーベキューコンロその他があるので使ってほしいなーと思ってます(車で運んでもらう必要がありますが)3月くらいなら寒さも少し和らいでいるかなと。感染状況次第ですかね。
  • ①現地参加者が多いようであれば、コロナの状況にもよるかと思いますが、交流会を実施してお菓子や飲料とかに使う
    ②使わないといけないとあるのでダメかと思いますが、パソコン利用していない子に貸し出す用のパソコンなどの備品購入用に取っておく
道場主のカチコチのアタマでは到底思いもつかない柔らかな意見を提案いただき、非常にうれしく思いました。バーベキュー…た、たのしそう…親睦も深まりそう!!交流会もすごく…!!
みんなに意見を聞いてみるものだと再認識したし「どれもやりたい!!」という気持ちは山々です…が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から「いま実施するなら屋内のイベントが妥当かな」ということでロボット系のワークショップをしてみることにしました。
そして周囲のCoderDojo関係者に相談を持ちかけたところ、CoderDojo 松本・安曇野・諏訪湖のチャンピオンの濱田康さんから、toioだったら子供向けの工作ワークショップに長けていて toio の使い方にも詳しい「ようちゃん」こと豊田陽介さんが適任ではということと、toio の本体を数台貸せるよとの意見をいただきました。
それで豊田さんに講師として小平までお越しいただくことについて相談したら快諾していただけたので、実施に至りました。

「toio」についてサラッと流しましたが、要するに各自がプログラミングして動かすこともできる手のひらサイズの小型ロボット玩具です。
詳細はソニー・インタラクティブエンタテインメントの公式ページをご覧ください。
toio 公式サイト

現地の活動再開の足がかりの企画として

また今回の企画は、昨年10〜12月の参加が芳しくなかった対面(現地)開催に対する運営の見直しを行うことが目的のひとつでした。
そこで今回は次のような方針で実施することにしました。
  • 現地開催の場合、リモート参加は「見学」もNG
    (ハイブリッド開催をすると、参加者から必ずと言って良いほど現地⇔リモートの「通訳」を要求されて、その対応が本当の本当に大変。先の通りCOVID-19感染予防以前に「リモートの方が参加が楽だから」という理由で誰も来ない可能性が高いし、リモート参加者が多いと「現地限定」の参加者が敬遠するから。代わりに隔週現地リモート並行開催を「毎週リモート開催」に変更)
  • 素性不明の初参加者の受け入れ
    (当会への参加は原則、事前に30分〜1時間程度のオンライン面談を行い、活動趣旨をある程度理解して頂いてからにしている。主な理由はボランティアの人手が不足しており「会場に来てからマンツーマン対応で活動趣旨を説明」をする余裕がないから。是が非でも面談を拒絶する場合は、こちらが事前に提示したテーマに関する作文600〜800字の提出を求めている)
  • 「遅刻早退は自己責任」で募集
    (遅刻早退「厳禁」ではなく。当会は基本的に遅刻早退自由)
  • 企画モノではあるが、途中で参加がイヤになったら全く別のことをするのも可(参加の自主性を重視)

募集と実際の参加者

  • 主な募集媒体:ニュースレター(Googleグループ)、connpass
  • 参加者(ニンジャの若者):6名(全員男子、小3〜小6)

開催の様子

当日は、小平市民活動支援センターあすぴあが公開している「【重要】あすぴあご利用にあたってのお知らせ(12月1日~)」を参加者全員に予め周知の上で感染予防対策を行いながら実施しました。


最初に「ようちゃん」から、一斉講義形式で toio の概要や参考動画を用いた活用事例の紹介、オプションのキットの説明をしてもらいました。


「ハードウエアが絡むワークショップあるある」ですが、コア キューブ(toio 本体)がPCと接続できない人が続出し暫し講義が少々中断しました。
…が、Scratchに慣れている参加者勢は中断を気にすることなくできることを各自が自由自在にどんどん試して楽しんでいる様子でした。
再開後も、ようちゃんの巧みな先回りの導きによって新しいやりたいことを見つけた参加者たちは様々なチャレンジをしていました。toioの挙動を丁寧に試したり、ハードウエアの限界(?)に挑戦したり、Scratchがメインのプロジェクトを作ったり、とにかく個性が出ていました。




ワークショップが一通り済んで終了してから、自前のtoio一式を持参したニンジャたちが率先して皆で相撲大会を始めました。
シンプルなルールによる一対一の白熱したバトル、一々プログラミングしなくても使える手軽さが好評の様子でした。

リモート参加で顔なじみの面々は対面で会うことが初めてとは思えないほど打ち解けていました。
なお、マイペースな子は少し興味を持ちつつも自分の活動に集中し、完全に初参加者の子は少し気後れ気味に盛り上がっている様子を静観していました。

事後アンケートの結果

今回は企画モノだったことから、珍しく事後のアンケートを取りました。
最後の設問(運営への連絡など)および個人が特定できる情報は掲載を省略します。
(ようちゃんと濱田さんへのコメントは未加工の回答を全文お伝え済みです)

Q1. ワークショップの内容は簡単でしたか


Q2. ワークショップで使った toio Do(Scratch環境)の使い方はすぐに分かりましたか


Q3. toio Doの使い方で分かりにくかった・ここが分かりやすくて良かったということで具体的なコメントがありましたらどうぞ

  • はじめての体験でしたが、より力が伸ばせて良かったです。
  • 持参したマットの説明がわかりやすかったです!
  • 使っているOSで接続方法が違うなど、現場ならではの対応が貴重な体験になりました。
  • ブロックが分かり易かった。
  • toioとの接続が少し分かりにくかった。toio用のブロックは何ができるブロックなのか想像しやすく分かりやすかった。

Q4. 講師の「ようちゃん」にコメントをお願いします!!

  • 物理的なプログラミングは久しぶりにやったので楽しかったです!ありがとうございました
  • 今日は、お忙しい中来てくれてありがとうございました!toioのこと、ものすごく勉強になりました、ありがとうございました!
  • めちゃめちゃ面白かったです。基本的な動作は説明書でわかっていましたが、細かい部分はわからなかったので、いろいろ聞けて良かったです。とくに座標の説明など、わかりやすかったです!またいろいろ試してみようと思います。
  • toioを知った当初は小さい子向けなのかなと思っていたのですが、ようちゃんさんの説明を聞いて、いろんなことができるtoioにますます興味がわきました!
  • 初めて見る「toio」の説明がわかりやすく、とてもためになる授業を受させていただいたような印象でした。
  • 一日通しでのご活躍、おつかれさまでした。
  • TOIOのことを教えてくれてありがとうございました。
  • ご自身の経験や関係の情報も盛り込んで有益な時間で、有難うございました。
  • toioで何か作ってみようという気が湧いてくるような素晴らしいワークショップでした。ありがとうございます。

Q5. toioを貸してくれたハマダさんにコメントをお願いします!!

  • 面白かったです!ありがとうございました
  • ありがとうございました!そのおかげで色々な体験ができて楽しかったです!
  • 遠くからわざわざ送ってくださりありがとうございました。お陰様で、子供同士がみんなで同じものを使ってワークショップをする楽しさと、同じものを使ってもそれぞれ違うところに興味をもったりする面白さ、みんなでそれを共有することの楽しさを味わえました。ありがとうございました(*^^*)
  • 息子のプログラミングの成長の一翼を担っていただいてありがとうございます。
  • いずれCoderDojoの中、またはそのようなワークで恩返しが出来ればと思います。
  • 貴重な体験をありがとうございます。
  • いろんな方が協力して運営されてることを実感させてもらいました。道場の力ですね。
  • 親子で一度触ってみたと話していたtoioなので素晴らしい機会を作っていただいてありがとうございます。

イベントその後

濱田さんのご厚意で期間限定でtoioを一式借りてみた訳ですが、本イベントを機に toio に強い興味を持った親子が続出したので、道場で購入…ではなく、CoderDojo Japan とソニー・インタラクティブエンタテインメントの提携企画に便乗してレンタルすることにしました。

▶CoderDojo Japan「発売3周年をむかえるロボットトイ「toio」の CoderDojo 向けレンタルプログラム開始

正直、道場主としては「………いや、みんな、日々の道場の時は『やりたいこと』に集中してるから見向きもせんだろ。企画モノでやることに縛りがあるから見向きしただけだろ。コレをレンタルしたところで絶対に道場主の荷物が無駄に増えるだけだろ」とハッキリと思っていたので導入するつもりは一切なかったのですが、考えたら類似の小型ロボット玩具の「ozobot」もかつてソコソコの利用はあったし、今回はようちゃんの巧みなワークショップが功を奏して思いのほか熱が覚めやらぬ雰囲気だったし、濱田さんからの一押しもあったので「荷物になることは覚悟の上で」申し込んでみました。
ということで、皆さん、ジャンジャン toio を使いに来てくださいね〜!!

今回の会計(概略)

そういったことで、子育協からの補助金7,450円を無事に使うことができました。
皆様からの寄付金も本当にありがとうございます。運営のためにしっかり活用させて頂きます!!

なお、これまでの会計情報はGoogleドライブ上で公開しています。